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えりぬき
平穏を取り戻しつつあるブリュッセルから、観光局公式のPR動画が公開されました。
その内容を要約すると、猫でマグリット。
山高帽だし人の子だしゴルコンダだし。
ベルギーってこういう国だったのか。シュルレアリスム万歳。風景ツイート自粛依頼という、凄まじい緊張の日々を、ネコ祭りにしてしまったベルギー人は素晴らしい。これぞ正しき対応です。血の気に飢えた連中と、同じ土俵に乗るこたないのだ!
映画ファンによる、実現してほしいSFガジェットランキングが発表されていました。
空飛ぶ車、万能翻訳ロボ、空中映像投影……
納得しつつランキングを見終えましたが、そこに転送装置がありません。
なんで?
どこでもドアって呼称でもいいけどさ。
移動時間をゼロにできる装置、ほしくないの?
そうかと思えば、「自動サイズ調整機能付き洋服」という、個人的に全く需要のないアイテムが6位だったりと、どうも……いまひとつ……
ああそうか。
年間映画鑑賞本数が数える程しかない「非映画ファン」だから、映画ファンとは意見が合わないのか。
それにしても、「自動サイズ調整機能付き洋服」が本気で理解できない。服なんて、ジャストサイズを一着買えば、当分着られるよねえ。そんなにしょっちゅう体型が変わるのかなあ。それとも「洋服」じゃなくて、パワーレーススニーカーのことなの?(これなら欲しい)
おお、ニュース系サイトのコラムみたいなタイトルになったぞ。
「2006年、2012年、昨年に主に流行していた遺伝子型は『GII.4』です。今年は今まで流行していなかったウイルスの『GII.17』が、少し変異して流行しそうということで注意喚起をしているところです」
これがインフルエンザウイルスだったら深刻に受け止めますが、ノロウイルスが変異するのは、致死率急上昇でもない限り、割とどうでもいいです。
なぜって。
変異前から、どうせノロウイルスには事前ワクチンも事後特効薬もないんだもん。
問診して消去法でノロ様っぽいと診断したら、それでおしまい。ウイルス特定の検査すらしない(3歳〜64歳は保険適用外)。直接的な治療はなく、脱水防止の汎用点滴を打つ程度。家でポカリを飲みつつトイレの住人になっていても同じこと。そりゃ、遺伝子型が旧型だろうが新型だろうが、どうでもいいと思っちゃうよ。
新型で流行りやすくて患者増えるっぽいから、病院は気を引き締めよう、って意味なのかなあ、この注意喚起ってやつは。
『コーヒーと輸入食品のワンダーショップ
』こと、コーヒー試飲サービスで有名なカルディに、ぷらりと立ち寄りました。
すっかりクリスマスモードで、非飲食物のアドベントカレンダーまでが並んでいました。おお、もうそんな時期になったか。
そうだ
NORAD、
行こう。
サンタ追跡サイトの開始日がいまひとつ判っていません。初日を見逃してはならじと、2014年12月の雑記録をひっくり返してURLを発掘しました。
TOP頁に掲げられたメッセージは……
Come back Dec. 1, 2015
うん。流石に早すぎたよね。
次に思い出すときは手遅れになっていそうな気がしたので、メモっておきます(^^;)/えっとこれ、時差も頭に入れなきゃ駄目だよな。
今度はどこのどなたさんが一儲けするんでしょう。
2020年度からは蛍光灯を原則生産禁止にし、LEDで置き換えていこうという方針が、政府と財界関係者の『官民対話
』で発表されたそうです。
マイナンバーで一儲けしようとしたものの、うっかり法まで破って逮捕された御方が脳裏にちらつきます。
LED電球や蛍光灯と言えば、パナソニックや日立、そして、……東芝……
ああー(勝手に腑に落ちた)
そういや、LED蛍光灯は、ありとあらゆる蛍光灯照明ソケットに対応するようになったのかな?
リプレースしろってんだからリプレースさせてちょうだいな!
札幌では44cmも雪が積もるわ東京では昼間っから10℃を切るわで、ついに冬将軍がお目覚めになったようです。
……12月だったら、札幌の44cm降雪は天変地異ではありません。
プラス7℃ごときで嘆くのが恥ずかしくなってきたorz
素直にこのまま冷え続けるのではなく、天候によって気温が飛んだり跳ねたりするようなので厄介です。
せっかく適切な服装を選んで快適に過ごしていても、満員電車のお隣さんがゲホゴホハクションズルズルなさっていたら、やっぱり伝染ってしまうじゃないかー。
というわけで、風邪菌潜伏中の手すりや吊り革に、どこまで触れずに出退勤できるかが、今後の課題となりそうです。みんなー気ぃつけてーなー。
改良して打ち上げ性能を「高度化」したH-IIAロケット29号機が、無事に初仕事を終えました。
第2段ロケットが大規模改造されたので、29号機とはいっても新型のようなものです。それだけに心配もありましたが、成功してよかったよかった。
それにしても、型番を変えたり増やしたりせずに「高度化仕様」とか「改良型」とかの修飾で済ませる理由はなんだろう(^^;)
うーん。アルファベットですぐ次の「H-IIB」が、元気に活躍しているからかなあ。IIAとIIBに分かれる時点で、もうちょっと離れたネーミングにしておけばよかった、とか。
……真実に掠りもしていない気がするorz
鉄道利用調査の「大都市交通センサス」について、精度を心配する記事が上がっていました。
ネット版の回答頁は、メールアドレスを入力すれば誰でも入力できるということで、特に雑音が混ざりやすいと考えているようです。
起きうる問題点を洗い出して問い合わせするもスルーされてしまったようで、かなり憂いていらっしゃるようでした。
いやー。でもさ。
そんなに厳密に調べるつもり、最初っからないと思うよ?
郵便回答版で考えましょう。往路乗車駅、往路下車駅、復路乗車駅、復路下車駅。それぞれで調査票を受け取ったとしましょう。1回のみという制限に気付かず、受け取った用紙にすべて律義に回答したとしましょう。ほら、あっという間に4倍だ。
そういうレベルの統計だと承知の上で、大都市交通センサスデータは利用されてきたんです。
ネット版になって突然「精度」が上がったら、却って、継続性を失っちまいませんかね。
気象庁の気温測定と似ています。周囲の平均気温と違っていても、計測地点での気温の経年変化が大事であるように。
大規模交通センサスも、多重回答ありきで経年変化を調べていくものなんでしょう。
……というかね。駅や鉄道の設備が、人混みをさばけるかどうかが心配の種なんだから、多めにどんぶり勘定される分には、関係者は困らないのだ(^^;)
駅改良工事予算を回してもらって停車本数増やしてもらうぜひゃっはー、じゃないのかね。そして沿線利用者は、うちの駅がやけに便利になっちゃったぜひゃっはー。駅と鉄道が便利になれば引っ越してくる人も増えるから、次第に本当に利用者が増えて……
……桶屋が儲かるというお話でした。(なんだこのオチ)
厚さ15マイクロメートルで低価格な、肌に直接貼れる体温計が開発されたそうです。
計測可能温度が25℃〜50℃だから「体温計」なんでしょうね。「温度計」としては、下限が25℃では話にならない(^^;)
さて、薄型体温計が開発されました。どうやって使いましょう。
まず脳裏をよぎったのは、スマートウォッチです。しかし。手首部分の体温は外気温で大きく変化しそうで、体調管理に使うと誤解を招いてしまうかもしれません。スマートウォッチ自体からの発熱も気になります。
21世紀初頭地球人が他に装着し慣れている物体というと……メガネ……ヘッドホン……
そういえば、耳で計る体温計商品がありましたっけ。よしこれだ。ここはひとつ、ヘッドホンにもう一仕事してもらいましょう。
シャツの脇下の素材に織り込んじゃえよ、という悪魔の囁きから耳を塞ぎつつ、ヘッドホンで体温を計る未来を夢見て今日はここまで。
胸板の厚いスーパーヒーローです。
NASAが開発した身長約1.83mの人間型ロボット「ヴァルキリー」。その能力を向上させるためのアルゴリズムをMITが開発する。火星への宇宙飛行や災害地域での作業が想定されている。
クチビルがあるところが昭和50年代ぽくていいですな。胸がふくらんでいますが、全体的な雰囲気からみて、これはマッチョマンの胸板であるようです。ポージングもアメコミぽい。そもそもNASAなんだから、アメリカンなのは当然か。
膝がかがみぎみで姿勢が悪いのはASIMO同様。これが現実二足歩行ロボットの、現時点での限界かあ。
日本はもっと積極的に公金つぎ込んでロボット開発しないと、置いていかれちゃうよ。当期利益ばっか追い求めている場合じゃない。
……社会派っぽく苦言を呈してみましたが、実のところ、身長183cmのヴァルキリーと身長130cmのASIMOが並んで歩く姿を妄想して頬が緩みっぱなしです。だって、ちびすけの方がお兄ちゃんなんだぜ。
ディズニーとアップルの現在の距離感は、どんな感じなんでしょう。やっぱり、ジョブズがいた頃よりは離れているんじゃないかな。気掛かりです。
だってディズニーが、スマートウォッチ用のSF技術を披露したんだもの。
ディズニー・リサーチとカーネギーメロン大学は、物体が発する電磁ノイズを利用して、ユーザーが触った物体をリアルタイムで検知するスマートウォッチを作成した。識別精度は平均で96.1%だという。
スマートウォッチで触るんじゃないんですよ。通常の腕時計のように、ただ手首に巻いておくだけで、指先が触れた物体を識別しようってんだからSFです。
ああ、これ、Apple Watchに搭載して欲しいなあ。でも、数値で見る96.1%と体感する96.1%とは、だいぶ印象が違うから、展開は難しいかな?
駅の改札で、人々が何やら配布していました。
いつものようにスルーしようとして、それが国交省のアンケート封筒であることに気付きました。
あ!ラッシュ対策の根拠データになるやつだ!
けっこう細かい設問でしたが、これをもとに通勤時間帯の人の流れを推測するんだと思えば、おろそかにはできません。
いつもの路線と駅はこんなに混んでいるんだから、整備しようぜ本数増やそうぜ。こうアピールする、絶好のチャンスだからです。
過去のアンケート結果を読めば読むほど、回答しておくことが大事だとの思いが強くなります。
アンケート参加者の少ない駅はすなわち、人が集まらない駅という扱いになってしまうわけなので、設備投資の優先順位が下がってしまいます。一人でも増やしておくことが大事でしょう。
「平日の朝の8時に大地震が起きたら、各駅にどれくらいの人があふれることになるか」のシミュレーション等が行われていました。これを元に、駅に備蓄すべきあれやこれやを算段していってくれるものと思われます。始発・乗換駅強し。
……次はね。少なくとも、トイレだけは貸して。
いよいよ、Apple SIMが日本でも正式発売されました。
契約可能キャリアとして名乗りを挙げたのは、意外にもAUのみでした。どうしたソフトバンク?
いずれにせよApple SIMの「対応機種」は、iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4、iPad mini 3だけだそうで、iPhoneは全滅でした。
さて。この「非対応」ってどういう意味だろう?物理形状はNano SIMなので、iPhone5以降ならゲタなしで装着することができます。ですから、ソフトウェアでなにか問題があるに違いありません。
非対応機種がどういう反応をするのかは、きっと、心優しき諸兄が明らかにしてくださるでしょう(^^;)
実を言うと、このApple SIMに期待する役割は……アクティベートSIMカード代わり、なのです。
OSアップデート時用のアクティベートはできるが、通信は不可能、そういう仕様の「非対応」だったら、嬉しいんだけどなあ。
SIMフリーかつセルラー版のiPadを買って、Apple SIMを挿しておけば、特にどこと契約せずともGPS測定機能のついたWi-Fiモデルとして使えるようになる……んだったらいいのに。
漢検の「今年の漢字」と同じような言葉遊びイベントを、イギリスのオックスフォード辞典でも行っています。
英語なので、「今年の言葉」になるわけですが……
今年その対象が、言葉ではなくなったようです。
英オックスフォード辞典は、2015年を代表する言葉「オックスフォード・ワード・オブ・ザ・イヤー」として、初めて絵文字(ピクトグラム)を選出した。選ばれたのは「Face with Tears of Joy」(Unicodeの正式名称)と呼ばれる、うれし泣きの顔を表す絵文字(Unicode:U+1F602)だ。
表示できますかね。「😂(😂)」です。
イギリスで感じる2015年の印象と、日本で感じるそれとは違うでしょうから、この表情を選んだ理由が解らなくても、問題ないですよね?
絵文字の解説通りだと、Tears of Joyで、嬉し過ぎて泣いていることになります。最悪だもう笑うしかないぜーってな泣き笑いのニュアンスでない、ということで、ほんとによろしいでしょうか?
そんなに楽しい年だったんだっけ。
表題を決めるにあたり、mofa.go.jpをモファとかモーファとか読んじゃっていいのかなとぐぐりました。外務省の日本語Twitterアカウントが青モファ、英語アカウントが赤モファと呼ばれているようです。モファモファ〜。音の響きで力が抜けます。
しかしよく考えてみましょう。パスポートセンターならいざ知らず、外務省サイト本体に用事がある状況とは、心の平穏を保てていない状況である可能性があります。そんなとき、URLでモファモファされて、無意識に癒されてしまうのは、きっとよいことなのです。口から出任せです。
ところで、そんな癒し系モファさんが、2014年7月1日から始めているサービスが「たびレジ」。ポイントでも貯まりそうな名前ですが、その正体は『いざという時、在外公館などから緊急時情報提供を受けられる海外旅行登録システム
』という頼もしいものでした。
パスポート番号や旅行スケジュール、連絡先を登録しておくと、緊急情報を一斉メールしてもらえたり、在外公館からダイレクトに安否確認の連絡が来たりするサービスだそうな。せっかく日本国民なんだから、活用しなくちゃもったいない。
登録が面倒なら、同じモファ製の海外安全アプリだけでも入れておけば、プッシュ通知をもらうことができます。
あとは、データローミング・オフのWi-Fi一本で粘るなり、ソフトバンク:海外パケットし放題(iPhone)の類を設定してデータローミング・オンにする(別途料金発生)なりしておけばよさそうです。
たびレジSMS対応国(韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、インドネシア、豪州、中国、台湾、米国)なら、データローミングがオフでも、モバイルデータ通信がオン状態であれば、Wi-Fi圏外であってもSMSによる通知を受け取れます(SMS受信は無料だが、通話等で料金発生)。
パスポートが白紙ノート状態なんだから、ムダ知識だなあこれorz
ヤマハのバイク乗りロボットMOTOBOTといえば、今後の成長が楽しみなロボットのひとつです。その開発者へのインタビューが、Engadgetに掲載されていました。
いまのMOTOBOTはバイク乗り専用ですが、将来的には他の乗り物にも対応したいとのことでした。それも、4輪自動車だけでなく、飛行機や船まで。人間が操縦できる乗り物なら、すべて。しかも、量産=市販を考えているようです。なんだか凄いぞ。開発者氏がしきりに強調していましたが、乗り物側を買い替えなくてもいいのが強みでしょう。
はっ。もしかして、ドライバー系スタントマンが仕事にあぶれる未来が!?(たぶんロボット価格の方が人件費より高いのでだいじょうぶ)
MOTOBOTに頭部がある理由が「ないと相当気持ち悪い」からだというのが面白い(^^;)うむ、市販まで行くつもりなら、気持ち悪さの排除は大事ですよね。
先日も言いましたが、「時雨」は、陰暦10月の雨です。
ところが恥ずかしながら、どうしても、「時雨」に対して「初冬の雨」というイメージを付随することができません。本来の語義と個人的な言語感覚とがここまでかみ合わないのは珍しく、戸惑っています。
「時雨」を含む言葉の中で、使用頻度の高い語が「蝉時雨」だからでしょう。あのうだるような暑さと、耳を聾していつまでも続く大音量が、いつしか、「時雨」という言葉自体にまとわりついてしまっていたようです。ほんものの時雨は真逆に近いものなので、このままではいけません。
そこで、季節ごとに付けられた雨の呼称を学んで、言語感覚をなんとか修正しようと試みました。
専門サイトにて、『夏時雨
』なる表現を発見しました。なあんだやっぱり、夏にも時雨って使いたいん……
夏に、時雨のようにシトシトと静かに降る雨。
激しい方のにわか雨は、おなじみの「夕立」。そして静かな方のにわか雨が「夏時雨」。だから「時雨」は静か。蝉には岩にしみ入っていただき、しずかさを纏ってもらいましょう。これでいいか。よし、刷り込むぞ!明日からは常識だね!
きのうの横浜が最低気温12.7℃だった話……ではなくて、iPad Proのサイズ感についてです。
『初代iPad、新しいiPad(第3世代iPad)、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad Air、iPad Air 2、iPad Pro
』の実機同士を比較した記事が、GIGAZINEに掲載されていました。
うわでかい。
iPad Proの液晶部分に、初代iPadがすっぽり乗ってしまうサイズです。
むかーし、iSlateだのiTableと笑い合った話が思い出されます。いやー育ったねえ。
A4用紙サイズ、297mm×210mm。
昨日発売されたiPad Proは、305.7mm×220.6mm。画面サイズは12.9インチで、262mm×197mmです。
A4より一回り小さいようですが、ほとんどのA4書類は上下左右に印刷余白が取られています。
ですから、余白分をトリミングすれば、A4書類=A5書籍見開きを実寸で表示できる可能性が高いわけです。
iPad Proの表示能力が解ったところで、レビュー記事を一本読んでみました。
どうやら、これまでの「ビューア」的な使い方から、「パソコン」的使い方も可能なツールへと変貌しているようです。
そしてここでもう一度、画面サイズを見てみます。12.9インチ。
もしiPad Proで本当にパソコン的な使い方が可能なら、12インチのMacBookを葬り去っちゃうね。
13インチまでしかないMacBook Airも危ない。
では、画面に手を伸ばさない前提で使われるMacBookが、タッチ操作のiPadと差別化をはかるにはどうしたらいいか。
手を触れずに済むということは、より顔面から離れた場所に機体を置けるという意味です。やはりMacBookは、もう一回り大きくなるべきです。
……べきです、じゃなくて、なって欲しいだけなのはバレバレですが、だって、これが買い替えられない最大要因なんだもーん。
大きくあってほしいMacBookは小さくなるし、小さくあってほしいiPhoneは大きくなるし、なかなか意見が合いませんなあ……
試験飛行を見守る技術者の親心というものは、飛行機の用途とか種類とか大きさとかには関係がないと思うんだ。
三菱航空機と三菱重工業は2015年11月11日午前、開発中のリージョナル・ジェット機「MRJ」(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機初号機による初飛行を実施した。
だからきっと、MRJのテスト飛行を見ながら、宮崎駿の風立ちぬの試験飛行シーンを連想したって、おかしなことではないと思うんだ。作中の試作機が失敗続きだった点を考えると、縁起でもないのは確かだが。
MRJは1時間以上のフライトを成し遂げて、無事帰還しました。よかったー。テストなんだから失敗だって想定内の筈なんですが、やっぱりマイナスイメージがついちゃいますからね。
ジェット機なのに90人程度の客席数、ということで、縮尺をうまくつかめなくて難儀しました。やたらとちっちゃく見えるんですよね。なんでだろ。
Engadgetの海外版翻訳記事で、東京モーターショーのホンダブースがレポートされていました。
『日本という国には独特のモータリゼーションが存在する。
』との書き出しが、記者の立場と本来の読者層を教えてくれます。
そしてその文章を読むうち……
"ワンダー(WANDER = 自由に動き回る)"をコンセプトとした"ウォーカー(WALKER = 歩行器)"は、そんな名前でありながら、これはどう考えても未来の都会に住む高齢者がイケアのような広大な売り場面積の店で買い物を楽しむための4輪スクーターだ。
(中略)
全幅はスーパーモデル並みにスリムで540mmしかなく、東京のような窮屈な大都市に最適な交通手段といえるだろう。これは日本の超効率的な鉄道網を利用する際にも自動改札口をスムーズに通り抜けられるサイズだ。
記者様ご慧眼。
しかし、ひとつご存知ない点があります。
日本はこういう画期的な製品を創り出す力はありますが、街でその使用を認める柔軟なアタマを持っていません。セグウェイの拒絶っぷりがいい例です。
とはいえ嘆いてばかりいてもしょうがない。
お役所から見ればどこの馬の骨か判らぬセグウェイはさておき、ワンダーウォーカーは天下のホンダ様の発明品ですぞ。
ぜひとも、電動車椅子扱いで鉄道乗車を認めていただきたい。
というか、身障者でなくても、歩き疲れたから程度のカジュアルな理由で、この手のパーソナルモビリティを誰でも使えるような社会になってほしいなあ。
ところが、太陰暦だとまだ9月27日だったのでありました。
小春日和の「小春」は陰暦10月だそうなので、厳密に使うなら、陰暦10/01にあたる11/12まで、まだ小春日和は訪れられません。定義の隙間に入っちゃった感じ?
日和なんだから厳密じゃなくてもいいじゃん派と、定義は定義だからきっちり守れ派が争うようなぽかぽか陽気が、明後日までに訪れるんでしょうか。
いずれにせよ今日は天候がぐずついてしまったから、温度計の値に拘わらず、小春日和感はゼロでしたね(^^;)
小春日和の暖かさに「なまあったかさ」は似合わない。
論争になってもいい、小春日和かもーん。
ただ乗りの放置ユーザでありながら、OneDriveのスペックダウンに愚痴っていましたら、共感できる記事がITmediaに上がっていました。
「Microsoftのサービスならたっぷり写真を保存できますよ」とうたっておきながら、それを締め出したり、有料サービスへの誘導を強要するようなら、ユーザーの心象は悪くなる。
SugarSyncと同じですわな。競合が存在している中でそんな強要をしてくるサービスからは、ただ去るのみ。
既に加入している人には既得権益を残し、新規加入から改悪、というパターンは知っているんですけどねえ。携帯電話のプランや、Google Apps無償版などが典型例でしょう。
客を集めるだけ集めておいてスペックダウンする手法は、いただけないな。
やっぱりこの辺の匙加減は、大帝国マイクロソフト様には苦手分野なんでしょうかね?
電池接点のご機嫌が悪いMagic Mouseは、それでもいまのところ現役です。
ところが、物欲の方が抑えきれなくなり、衝動的に買ってしまいました。
Magic Mouseを。
Magic Mouse 2じゃなくて。
バッテリ残の警告が出たときに、より早く問題を解決できるのは、電池交換式の初代Magic Mouseであるという点が決め手になりました。
ひっくり返して腹を見せて、放置しなけりゃいけないのは、不便過ぎます。
そういうわけで、この中途半端な季節に物欲が勝利した理由は、もうお解りでしょう。
初代Magic Mouseが店頭から消えないうちに、買わなきゃ……!
ぽつりぽつりと、街の店舗がクリスマス仕様に切り替わり始めています。
早いよ!
前から言ってるよねえ、アメリカは収穫感謝祭を挟むんだって!
10月をハロウィンに取られかけていますから、11月は和のイベントでバランスを取りたいところです。
という訳でかどうかは知りませんが、11/24が「
わーぱちぱち。
盛り上がってないけどな!(言っちゃ駄目)
11/23の新嘗祭、もとい勤労感謝の日と1日ずれてしまったのが惜しい。祝日にがっつり乗っかれる語呂合わせを、無茶振りでもでっち上げて欲しかったなあ。
いずれにせよ、献立としての和食だけではお行儀が良過ぎて、パワー不足でしょう。もっと弾けてお祭り騒ぎにならないと……ボジョレヌーボーに持っていかれるぞ……
有料プランの最大容量無制限を謳っていたOneDriveが、ヘビーユーザーの前に白旗を掲げました。
当初は最大1TBだった有料プランを無制限にしたところ、調子に乗った(失礼)ヘビーユーザー様が75TBものファイルを放り込んできていたんだそうな……
白旗を揚げたOneDriveは、有料プランを1TBに戻しました。
そして、当初7GBで、改良後に15GBだった無料ユーザは……
5GBに縮小されましたorz
元より減ってんじゃん!
無料で使わせてもらっておいて我儘を言うなとか、5GBだって使い切れないんだから充分だろうとか、正論は数々お有りでしょうが(^^;)
有料プランの皆さんが、節度を持ってサービスを利用してくれていたら、いまでも15GBなのになあ。
無料ユーザは関係ないんだから、減らすことないじゃんよ。逆恨みしきり。
2000年11月2日、国際宇宙ステーションに、初めて宇宙飛行士が足を踏み入……というかふよふよと漂い入りました。
そして15年。
地表で政治家と思想家がチクチクつつき合いながらも、ISSはロシア・アメリカを中軸に、平穏な空間として保たれてきました。
おめでとうございます。素敵な景色や実験結果を、いつもありがとうございます。
地上のもめ事に惑わされてロシアが離脱しちゃうと、誰も帰ってこられないから、みんな仲良くしましょうね。
有人宇宙船のことだけでなく、ISSのメインモジュールがそもそもロシアのZaryaくんなので、ロシアはとても大事な仲間なのですよ。みんな仲良くしましょうね。
せっかく国際宇宙ステーションの話で、国家意識を忘れたいところなのに。
15周年の当日のステーションクルーに、日本人宇宙飛行士(油井亀美也氏)のいたことが、誇らしくてたまりません(^^)/
これからも、選ばれし国であることを自覚して、きちんと宇宙関連予算を確保し続けてくださいな。頼むぜ。
いやあ、お見逸れしました。
てなわけで予定通り、見事な快晴に恵まれた穏やかな一日となりましたとさ。
それにしても、ちょうどいい日が祝日になってるもんだなあ。ええとそもそも、なんで文化の日が休みなんだっけ。
え?
明治天皇のお誕生日?
昭和の日とおんなじ理由だったんだー。
晴天特異日とか全然関係ないんですね。うむむ。凄い偶然の一致があったもんだ。
当然ですね。
いやはや、よくもまた揃い踏みしてくれた。こういう日は、こういう気分を満喫すればよろしい。バロック聴いて寝ようっと。寝て起きれば文化の日。ハッピーマンデーの餌食には絶対なってほしくない休日。制定当初の思惑は知らないが、いまやこの日は、11/3であることそのものが重要なのだ。
さて11/3は、晴天特異日の意地を見せられるか?
演出の勝利です。痺れました。
ホンダロボットが一服中に感じられるこの頃、今度はヤマハが素晴らしいヒューマノイドロボットを育てています。
通常仕様のオートバイを乗りこなし、『MotoGPのワールドチャンピオン、ヴァレンティーノ・ロッシを打ち負かす
』べく開発が続く、MOTOBOTさんです。
紹介動画のSoWがたまりません。時速100kmで走るだけでも心臓が高鳴るってのに、ナレーターを勤めるMOTOBOTの台詞が、格好良過ぎるのです。
I am not human. But there has to be something only I am capable of. I am MOTOBOT. I was created to surpass you.
(私は人間ではないが、私にしかできないことがきっとあるはずだ。私の名は、MOTOBOT。あなたを超えるために生まれてきた。)
動画のメッセージは、MOTOBOTからロッシに向けて呼びかけられています。ですから、ここの「あなた」は、ロッシ氏のことです。
ですがあえて文脈を無視して、言葉だけを取り上げますと、ああもうどうしたらいいんだこの感動。動画作者様といますぐ友達になりたいレベルです。
あなたにしかできないことがきっとある。だから、MOTOBOT。人類を超える日を楽しみにしています。