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えりぬき
いつだって変わらず、正月といえば伊達巻。かくして、1年越しのお楽しみ、籠清の伊達巻を買い込みました。
今回のもう一本は、日本橋神茂です。味のレビューをするわけでもないのに、購入記録だけ聞かせてどうしようというのか。ともあれ、小型(280g)で1,575円也。流石は季節物、俗世の景気動向に囚われない値付けですね。ははは。
終わり悪ければ全て悪し、てな感じで、ろくでもない年だったかの印象が強い2008年でしたが、いやいや、面白いことだって色々ありました。来年だって、きっと、善い事がたくさんある年になりますよ。
皆様、よい年をお迎え下さい。
家のテレビが壊れかけました。年末年始にテレビ抜きになるのは困るとの両親の託宣があり、急遽購入することになりました。
あまりにも急ぎだったため、好ましい機種を選ぶ余裕がなく……
B-CASカードに敷居を跨がせてしまいました。
orz
敷居は跨がせてしまったものの、スパイ活動だけは断固として阻止しました。
そうです。テレビにB-CASカードを挿さずにいるのです。自分の物でもないカードに、視聴履歴=嗜好が蓄積されていくなど、ぞっとします。
CATVパススルーですから、地デジを見るために、新たなアンテナ設定も配線替えもいりません。本来なら今この瞬間にも、新テレビで地デジを楽しめているはずでした。
それを阻んだのは、株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズです。
まあ、構いませんことよ。CATVですから、アナログ放送で十二分に綺麗なんですもの。
あーあー、20世紀製テレビがもうちょっと頑張ってくれれば、価格水増しスロットなしのテレビが買えたかもしれないのになあ。
……でも、買ってしまった以上、カード不使用と意気がっても、手遅れなのかな。テレビが1台売れた時点で、あの私企業にマージンが入るのかな。悔しいなあ。
えー、食べ物は胃に収まりました。何日も引っ張ってすみませんでした。てなわけでこの話はここまでで。
さて、話題は、ドラマチックな日々を送っているハッブル宇宙望遠鏡さんです。
いきなりピンボケだったり、故障したり、運用を打ち切られそうになったり、と、話題に事欠きません(やな話題ばっかりだ)。
それでも頑張って修理ミッションを都合してもらったのに……
スペースシャトル「アトランティス」によるハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションに関して、2009年7月11日の打ち上げが予定されている次世代有人ロケット「Ares I」の第一次検証用ロケット「Ares I-X」の打ち上げ日程と重なってしまう可能性があり、どちらかの打ち上げ日程の再調整を行う必要性が生じている
(中略)
今のところミッションの重要性からコンステレーション計画の「Ares I-X」ロケットの打ち上げ実験を優先させる方向で調整を図っている模様だ。
どこまでついてないんだ、ハッブルさん(T_T)
飛行機の滑走路と違い、発射台は、出発時刻に使うだけの場所ではありません。運んできてからその場で、燃料を入れたり調整をしたりしなくてはいけません。そもそもサイズの違うスペースシャトルとアレスロケットですから、調整工事だって必要です。アトランティスが出掛けたらすぐアレスが使えばいいじゃないか、てなわけにはいかないのです。
日程をずらし直す案より、ミッション内容の見直しの方に重点が置かれているようですが……どうなることやら。めげるなハッブルさん。
実はまだ、調子が戻っていません。
一昨日胃袋、昨日大腸、と立て続けに強烈な自己アピールをされまして、2日間絶食状態です。
いい加減限界の筈なんですが、食欲がないことと胃がもたれ続けていること以外は、あまり不調を感じません。解らなくなってきました。
空腹ってどんなんだっけ。
いやたぶん、まだ備蓄燃料が皮下あたりにぶよついているから、余裕をかましてられるだけなんでしょうが、あまりいいことじゃないですね。
意識も行動力も平常なんで、のこのこ病院に行ったら『軽症なのに救急外来
(読売新聞)』つって叱られて余分にお金取られるんでしょう(救急車を呼ばなくても、夜間休日なら救急外来)。世知辛い。
とりあえず湯豆腐を食べてみました。頼むから胃に収まれ!
聞こえのいい略称を先に考えて、それを頭文字にした正式名称は後から考えたんじゃないかというネーミングに、時折出会います。
これもまた。
米司法省が警察などでの国内治安維持用途に非致死性レーザーガン「PHaSR(Personnel Halting and Stimulation Response rifle)」の採用を検討していることが24日までに英科学雑誌「ニューサイエンティスト」の報道により明らかとなった。
これはどう見ても「略称発音・フェイザー」が先だったでしょう、アメリカ人!
PHaSRは、敵の視覚を一時的に奪う目眩しレーザーだそうです。でもって、セットで配備を狙っているのが『アクティブ・デナイアル・システム(Active Denial System)
』。マイクロ波で、皮膚の水分を一瞬のうちに沸騰させてしまう兵器だそうです。
ADSの方がフェイザーっぽいな(フェイザーは加熱にも使えます)。
一つの銃身で両方撃てるようにして、その銃をPHaSRにしていただきたい。混乱を避けるためにも。って誰が混乱するんだ(^^;)
本日、仕事納めでした。思わず何度も日程を確認してしまいました。
でも、確認し過ぎたせいで、早めに緊張の糸が切れたのか、午後から体調が崩れてしまいました。なんでこんなに寒いかなあ。
クリスマスの16.6℃が却って余計だった気がします(^^;)ついてかない!とほほ。寝ます。
メリークリスマス。
米スケールド・コンポジッツ(Scaled Composites)社は21日、米カリフォルニア州モハベ砂漠で宇宙観光旅行用の実用宇宙船「SpaceShipTwo」の母船「WhiteKnightTwo」の初飛行実験を実施し、成功したことを発表した。
「母船」という言葉が格好いい!そしてもちろん、観光旅行を始める企業が「ヴァージン・ギャラクティック」というベタな名前なのも、お気に入りです。
あえて難を言えば、SpaceShipTwoもWhiteKnightTwoも、何処からどう見ても、飛行機の発展形であるところかなあ。大気圏を飛ぶんだから、しょうがないですけどね。やはり宇宙船たるもの、写真を上下逆に掲載したくなるような自由奔放なデザインでなくては!(黙れスタトレ馬鹿)
ディープ・スペース・コミュニケーションズ・ネットワークというアメリカの団体が、映画『地球が静止する日』全編を、アルファケンタウリに向けて発信したそうです。
映画は、旧作も新作も予告編とあらすじしか知らないんですが……
あんな派手スペクタクルを地球代表作みたいに送りつけて、うっかり受け取る異星人がいたらどう思われるか、心配です。よその文化の創作物は、フィクションと解ってもらいにくいよ?
それにしても、映画観るの、どうしましょうかね。なまじ原作が好きなので、迷います。好きなところは、地味でスケールが小さくてしみじみしているところです。あああ、映画に使われたエッセンスとまるで逆だ。さすがSF、原作の地位が低い(とほほ)
映画を気に入った人が、ノベライズだと思って小説読んだら、怒るだろうなあ(^^;)
だから迎撃しちゃだめだっての。
NORADがサンタを追跡し始めるまで、いよいよあと20時間になりました。皆様準備はよろしいですか?
今日は、256秒でツリーを点灯させられました。盤面はちゃんと毎回変わるようです。ナンバーリンクかスリザーリンクやってる気分だ(^^;)
wwwの実体みたいなもんである、全世界をつなぐ海底ケーブルが、ちょくちょく切断されているようです。故意説は薄れていて過失説の方が有力だとか。錨を下ろしたらケーブル直撃って、確率どんなもんなんだろう?
足許にあって、全長を警備するわけにもいかない代物ですから、切断そのものを防ぐのは難しい。
物理的な結線ではない、衛星回線が、もっとレスポンスよく使えたらいいのに。
衛星ルートの高速化は、光速の壁がおおむね阻んでおります。
テレビの衛星中継がワンテンポ遅れになるのと一緒で、光速が遅いせいで反応時間を縮められないのです。
てなわけで現実の世界では、恒星間飛行よりもずっと目立たない分野で、光速の突破が望まれるようになってきちゃいました。不確定性原理か何か使って、どうにかできないもんかなあ(SF考証じゃないんだから、キャッチーな単語を拾えばいいというもんではない)。
上野で、菌類のふしぎを堪能してきました。
会場パネルのあちこちに『もやしもん[Amazon]』作者石川雅之氏の、直筆ラクガキが潜んでいます。宝探し気分で楽しいです。解説文へのツッコミあり、物陰の絵を良く見付けたとの褒め言葉ありで、ついつい制覇したい衝動に(^^;)写真撮ればよかったなあ(場内撮影可)。
会場内トイレまでかもされていた(菌キャラのシールが貼られていた)のには感激しました。こんなところまでこだわった展覧会は初めてです。キャラがO-157じゃなくてよかった〜。あ、でも黒カビはいたな(^^;)
やっぱ天狗巣病は嫌だ……orz(それがまとめかい!)
2009年10月に、火星へ向けて出発予定だったマーズ・サイエンス・ラボラトリーが、出発日を2年遅らせることに決まりました。主に、開発が間に合わないからのようです。
2年も延ばすほど深刻なのか!と腕組みしましたが、一概にそうかどうか、判断するには情報不足でした。
地球も火星も、当然ながら公転しています。公転ペースは違います。2星の距離は、公転のズレにより、遠くなったり近付いたりします。
2009年10月を逃すと、次に位置関係がいい感じになるのは2年後なので、たとえ機体が2009年11月に完成しようと、2年待った方が良い。とまあこんなあたりが、大幅延期の原因のようです。
公転周期は変えられないから、地球〜火星間に定期便が飛ぶ時代になっても、この手の悩みは続くんでしょうね。やっぱり遠いや、他惑星。
それにしてもAstroArtsの一枚目の画像、なんでアダムスキー型が写ってんのかと思ったじゃないか(^^;)
2010年、スペースシャトルがとうとう、全機引退してしまいます。
そこでNASAが、不用品となったシャトルの機体をプレゼントすべく、募集をかけました。シャトルは無料です。おひとついかが?
運送費や、屋内展示用施設建設費の類は、別途各自でお見積もり下さい。おおむね4000万ドルほどです。
そうそう、公共性のある団体に所属しておくことも忘れずに。
高すぎるよ!(^^;)本体無料で他手続きが超高額って、どんな詐欺師だい。
宇宙開発に力を入れてくれることは、大歓迎です。ましてや、今まで冷遇しがちだった日本政府が、宇宙開発予算を増やす気だとなれば、諸手を挙げて喜びます。
……「いつでも」と、書き足したい。
でもやっぱ。
今は、間が悪いよ(^^;)
政府は17日、文部科学省が09年度予算編成で要求している中型ロケット「GX」の開発プロジェクトなど宇宙開発利用予算について、前年度比60億円(3・1%)の大幅な増額を認める方向で調整に入った。総額は1966億円となる。来年度を「宇宙基本法元年」と位置付け、宇宙開発を積極的に推進する姿勢を打ち出すため、例外的な大幅増を認める。
他の国家予算の規模が判らないので、絶対額として多いのか少ないのか判定しかねますが、削減予算が多い中、一人パーセンテージが急成長するのだけでも、充分目立ちます。
わざわざ出る杭にならなくてもorz
反動でごっそり削られるんじゃないか、心配です。
光の進路が歪み、本来見えるべき場所でないところに像が結ばれてしまったら、蜃気楼……でいいのかな。温度とか大気とか関係なく。
もしそれでいいのなら、『宇宙の蜃気楼』が文学的表現で終わらなくて済むから、かっこいいんですが。
いや、駄目なら蜃気楼の定義を変えちゃえばいいんだ。ぜひ正式呼称にしましょう。真空でも、蜃気楼。
てなわけで、重力レンズが星をブレさせて、4つに分身させました。上下左右、菱形に並んでいます。西洋人には、4点ではなく、つなげた十字架に見えるようです。現象を予言したのがアインシュタインなので、「アインシュタインの十字架
」と称されることになりました。
宇宙の蜃気楼、アインシュタインの十字架。
詩だ。
パイオニアやボイジャーが飛び交ったり、火星探査車が走り回ったりして、すっかり地球外写真はおなじみになりました。
それなのに、こんなありふれた画像が、まだ撮影できていなかったなんて!
探査機『ホイヘンス』が撮影した画像には、地球以外の天体の表面で観察された初めての液体かもしれないものが写っていた。
えっ!?
液体……まだだったんだ。
火星で降っていたのは雪でしたから、そうか、やっぱり固体か。なるほど初物写真?
土星の衛星タイタンでの、メタンの雫写真だそうです。おそらく、探査機の熱でメタン氷が融けたものだろうとのことでした。
ちょっとヤラセっぽくなってしまいましたが、タイタンには他にちゃんと、普段から液体のメタンが存在しそうなので、問題ないでしょう。
液体メタンの海なら、地球上の生物でも、暮らしていける種があるそうです。なるほど。
木星のエウロパ、土星のタイタン。
先住者がいるのは、はたしてどっちだ。
12/6付雑記録で話題にした、個人によるクマぬいぐるみ宇宙旅行。
感心すべき正しいポイントを、続報で教えられました。
大切なのは、打ち上げられたことじゃなくて、無事に帰ってきたことだったんだ!
確かに、再突入後に消し炭になって構わない打ち上げと、お出掛け前の姿で帰そうという打ち上げとでは、難易度が段違いです。その上、乏しい予算・人員・装備で回収に当たるんですから、帰着地点の精度もそれなりに必要でしょう。
その点を含めて、評価しなきゃいけなかったのに、抜け落ちてました。申し訳ない。
宇宙スナップ写真を、気軽に撮影できるようになるのだけでも面白い。実際、企業CM写真にいかがと売り込んでいるようです。10万円程度らしいので、大企業でなくとも手が届きますね。そのうち御目見得するのかな?
フォントの線に白いドットを入れて、その分、インク代20%を浮かせるという「エコフォント」が、オランダで発表されたそうです。
職場で、同じことをやったなあ。
引越後に旧住所の封筒が大量に余り、再利用を図ることになりました。
封筒印刷用のファイルに黒い四角形を配置し、封筒をプリンタにセットして宛先印刷するついでに、いらない部分を墨塗りしようという作戦です。
狙いはぴたりと当たりましたが、墨塗りが漆黒過ぎて、トナー使用量が急激に跳ね上がりそうな仕上がりになりました。
経費がもったいない。
先輩!塗りつぶしではなく網掛け80%でも、墨塗り効果は認められ、下の字は読めなくなりました!
これでトナー代20%削減です!
削減が20%というころまで一緒だったので、びっくりしました。たぶん、人間の目がうまいことごまかされるぎりぎりの比率が、80%なんでしょう。
っていうか、塗りつぶしを80%網に変えたからトナー代20%削減て、計算が大雑把過ぎますね(^^;)文字全部が80%のエコフォントなら、きっと堂々と数字を告げられることでしょう。「2割削減」がいつもこんなに簡単ならいいのに。
ネット投票は、母集団に偏りが出がちなので、現実世界はその結果を真に受けないもんだという思い込みがありました。
ほんとに今年の漢字は「変」になったんですね。
いやまあ、ふさわしくないとは思いませんが、1文字にすると独特のインパクトがありますな。熟語の中では、「違う状態になる・移る」意味が強く出るのに、1文字になったとたん、「普通と異なる・おかしい」の印象が強くなるせいなんでしょう。
何年も経ってからぱっと見て「2008年は変な年だったんだ」で片付けられちゃうのは、どうなんだ(^^;)
「変わる事」に対して、マイナスイメージが付いて回りがちな理由のひとつが、「変」1字の持つインパクトだったりしたら面白いのに。
いま宇宙に浮かんでいる望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡です。ネーミングの由来は天文学者エドウィン・ハッブルですが、望遠鏡の名前には苗字だけをいただきました。
これから宇宙に浮かべようとしている望遠鏡は、NASA第2代長官ジェイムズ・E・ウェッブにちなみました。フルネームを拝借しまして、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡です。
「ウェッブ宇宙望遠鏡」ではないので、ご注意下さい。
……長いよ!違おうが何だろうが苗字だけで呼ぶよ!
それにしても、いくら大きな足跡を残したからといって、地位が高かった身内の名前を付けちゃうセンスは、あまり好きじゃありません。おそらくこの感情は、宇宙観測機器を、一国ではなく全人類に寄与する設備だ、と思っているから湧くのでしょう。宇宙飛行士や現場技術者だったら、まだ納得もできるのに。
そんな、アメリカ合衆国の自己顕示欲あふれる名前の望遠鏡が、遂に組み立てられ始めました。2013年には、打ち上げ予定だそうです。
アリアン5で。
ESAのロケットで。
ウェッブ元長官が聞いたら泣いちゃうよ。NASAを象徴する人物の名が冠された望遠鏡を、ライバル組織に運んでもらうだなんて。ロケット運用体制をなんとかしろ、アメリカ!
簡単な図形やアルファベットを人に見せ、大脳視覚野の血流が変化する様子を観察すれば、見ている図柄を特定できるという実験に成功したそうです。
実験対象は、被験者がリアルタイムで眺めている図形なのに、報道のトーンは、夢を覗き見できるかどうかばかり。
そういうもんなんだろか。眼球と網膜を使って「見て」いる時と、目を閉じて思い浮かべる時では、視覚野の動きに違いがあるんじゃないのか、と、首を捻りました。
ところが、一次情報に近い、雑誌掲載告知プレスリリースでは。
本研究では、実際に見ている画像の再構成を行ったが、同じ手法を用いて、心的イメージや夢のような物理的には存在しない主観的体験を、画像として客観的に取り出せる可能性がある。
……おおっ。マスコミの先走りじゃなかったのか!これは失礼しました。
ディストピア気味のSFだと、思考を読み取る機械は被験者に苦痛を与えたり大ダメージをもたらしたりする仕掛けのものが多いんですが、意外と、安全第一で拵えられそうな気配ですね。
それにしても視覚野、夢と現実の区別にあんまり熱心じゃないのか(^^;)面白いな(^^;)
"CDS"は色んな言葉の略称ですが、この文脈ならこれしかない。
米空軍が、敵の電子回路を瞬時に焼き切ってしまう新しいマイクロ波ミサイルを製造したいと考えている
あああ、ラジェンドラ[Amazon]!CDS、バラージモード!
やっぱり課題は、味方への誤爆(というか巻き添え)だそうです。精密照準には時間がかかるのですよ。
使い捨てミサイルに積むんじゃなくてフリゲート艦の装備に、ぜひお願いします。
もちろん実際には、もっと真面目な課題も山積しています。それでも、空軍の予算がついちゃうんだから、夢物語レベルよりは近付いているんでしょう。
米軍CDSは、電源完全オフで凌げるんだろうか?
さらりと触れられている『「電子的なバリア」を使って空港をミサイルなどの攻撃から守るシステム
』も、別の路線でたいそう気になります。
ニュースを流し読みしていると、時折タイトルにしてやられます。
アリアン5の打ち上げが延期、発射基地の周辺で住民がデモ(Technobahn)
アリアンはヨーロッパのロケットです。結構しょっちゅう打ち上げられています。反対運動が起きるような、不安定な運用ではないはずですが……?
射場となるクールー宇宙センターの近くにある仏領ギアナの首都カイエンでガソリン価格の値上げに反対する市民による大規模なデモが実施されていることが、今回の打ち上げ日程延期の理由。
ロケット関係ないじゃん!
いや確かに、大規模デモは行われています。
打ち上げ基地の傍に人が集まっていると危ないので、延期は正常な決断です。
確かに、見出しで、ロケットに対するデモとは一言も言ってません。
でもなんだろう、この騙された感は。
アリアンロケットは石油を燃料にしていないので、うがった考え方をしようとしても、ガソリン価格は関係ないですね。ガソリン値上げ反対デモと書いて欲しかったなあ。先端技術大好きのTechonobahnが、ミスリードを狙っているとは考えづらいですし、おそらく予断と読解力不具合による偶然の産物でしょう。ともあれ、アリアンが嫌われてるんじゃなくて良かった良かった。
ジョーディ、きみのバイザーが、24世紀製なのにあんなにごつかった理由を、もっと気合いを入れて考えなくてはいけなくなりそうだよ。
てなわけで、義眼として眼窩に装着できるウェブカメラが、じわじわ開発中です。
センサー(網膜相当)部分に目処がついたという報告です。撮った画像をどうやってコンピュータに送るか、また、違和感なく眼窩に収めるためにどこまで小型軽量化できるかが、課題のようですね。
21世紀を四半分といかないうちに、完成しそうです。
もっとも、ある意味、利用可能者を選ぶ装置ですので、普及という面では、どう判定したらいいのか難しいでしょうが。
……それとも、額に第三の目を貼る?
冒頭の問題の模範解答:映画のバイザーは義眼タイプだったから、単に本人の好み。
今年もいよいよクリスマス気分が迫ってきました。
そして今年も、北米航空宇宙防衛司令部が、サンタクロースを追いかけます(^^)/
12 月 24 日にコロラド州のピーターソン空軍基地内「NORAD Tracks Santa」オペレーション センターへの訪問を希望される場合は、Nnc.pa.nts.omb@northcom.milにメールでお問い合わせください。
ウェブサイト開設だけじゃなくて、基地の中に、物理的にオペレーションセンターを設けてあるんだ!
ってことはつまり、サンタ追跡作戦が遂行される様を、見学できるということでしょうか。
ああなんかもう、やっぱりアメリカには敵わないや。
そしてキッズカウントダウンをふらふらしていたら、ツリー点灯ゲームにはまってしまいました。420秒もかかっちゃったよとほほ。頭鈍ってるなあ。
ケンブリッジ大学の学生が、ぬいぐるみの熊2頭に宇宙飛行させることに成功したそうです。
……へ?
状況が掴めないので、も一度よく読み直したら、気象観測気球を改造したものを使って、高度30kmまで到達させた、という話でした。sorae.jpの基準では、高度30kmでは「宇宙」とは呼べない筈ですが、やっぱり世間は甘かった(^^;)XCORで行ける高度61kmの半分でも、「おおむね宇宙」でいいんじゃん。
もっとも、次の目標が『高度100キロの本当の宇宙まで到達できるロケットを開発する
』ことだという発言から、当のケンブリッジ大生ハラーム氏は、30kmに引け目を感じていそうだと窺えます。意気や良し。
それにしても、上げる物が非生物なら、学生で実現できる世の中になるとは……鳥人間といい、ロボコンといい、技術が大衆化する速度は目覚ましいですね。
たかだか対角数十センチの画面に映るゲーム映像で、三半規管が騙されて3D酔いを起こすんですから、視野がすっぽりゴーグルで覆われたら、人間なんざひとたまりもありません。
被験者とマネキンの腹部を同時に触ると、被験者はマネキンの腹部が触られているのをカメラを通じて見るだけで、自分の腹部が触られているところは見なくても、自分の腹部も触られていると実感した。
それにしても、騙され過ぎです。
どういう「触感」なのかは、残念ながら書かれていませんでした。しかし、所詮は錯覚。硬いにしろ柔らかいにしろ、見た目が似た物質の感触を再現しそうです。ぱっと見は安全そうだけど火傷するほど熱いよだとか、どうみても鋭利な刃物だけど実はふかふかだよとか、そういう、ややこしい触感は「実感」できないでしょう。
ややこしくなくても、未知の触感を体験するのには、このシステムは不向きと思われます。
結局、実体験が豊富であればあるほど、触感記憶のストックも豊富となり、バーチャル触感もより鮮明に味わえるということになりそうです。ゲームに応用するには、この辺りがネックになりそうですが……どう展開していくのかな。楽しみです。
大きな数字のことをよく、「天文学的数字」と呼びます。桁が多すぎて、数字感覚が麻痺します。
このように。
宇宙旅行も「格安チケット」の時代、900万円で
物品不動産じゃないですからね。旅費ですからね。約900万円(95,000ドル)のお得価格!円高の今、前払いすればさらにお得だよ!言ってて虚しいぞとほほ。
ただし、この価格にはトリックがあります。
sorae.jpによると、『高度100kmの宇宙空間に達しないため、「リンクス」に搭乗したとしても、宇宙旅行者(民間宇宙飛行士)と認められないだろう。
』とのこと。無重力体験ツアーの高級版に近いのかもしれませんね。
おっと。もうひとつただし書きが必要か。sorae.jpは、宇宙旅行会社とただいま絶賛民事訴訟中の、元ライブドア役員榎本大輔氏のサイトです。
民間宇宙旅行に関しては、辛口になっているかもしれません。エックスコア・エアロスペースが、フライト内容を「宇宙旅行者」認定可能なものに変更する可能性もありますし、結論を出すには時期尚早でしょう。
もちろん結論を出したからって、旅費がひねり出せるわけじゃありませんけどね!
それにしても、価格破壊宇宙旅行と訴訟費用、どっちがお高いのかしらん(生臭い話にするな)。
お待ち遠。予定調和の地図サービス独断比較更新です。
サービス内容は、ざっと見た限りでは変わっていませんでした。検索失敗の時に出るマスコットキャラも、元のままです。「MAPPLE地図ちず丸」にすることで、工数をうまいこと減らした感があります(身も蓋もない)。橋と公園名では他の追随を許さないものの、バス停位置と私道でits-moGuideに負けているMAPPLE、これを機に、一層の奮起を期待しております。
それだけではあまりにも手抜きなので、Yahoo!地図を削除しました。「拡大すると情報量が減る場合がある」という弱点が致命傷でまったく使わず、今後も使わないであろうと悟ったからです。
更には、Mapion図がゼンリン図に切り替わる時に、町域の塗りつぶし色まで変わってしまうので、縮尺を頻繁に変えながら眺めると混乱するという点もあります。
もっとも、Mapion+goo+Googleのいいとこ取りではありますので、十徳ナイフ的に使うには便利でしょう。板前が包丁を使い分けるみたいに、一ヵ所の地図を複数サイトで見比べる癖のある人間の方が、少数派でしょうし(^^;)
一昨日増やしたばっかりですが、今日はアップデートです。そういうものだ。
昭文社地図サイトのちず丸が、12/1付で、ブランド名をMAPPLEに変更しました。正直言って、この方が解りやすくてありがたい。使い始めの頃、昭文社地図の提供を受けたベンチャーなのかと勘違いして、持続性を疑ったりもしましたっけ(^^;)
URLは変わらず、http://www.chizumaru.com/です。「ちず丸」の名も、完全消滅したわけではないようです。恐らく、サイト改訂のたびに少しずつ減ってフェードアウトするのでしょう。
現状のちず丸検索エンジン(プラグイン)でも、MAPPLE地図を検索することは可能です。確かに可能ですが、気持ち悪いので、アイコンを含めて作り直しました。エンジン名は、URLを尊重してchizumaruのままです。
眠いので、地図サービス独断比較の方は明日〜。
ロシアの無人補給宇宙船プログレスが、ISSとの自動ドッキング時にトラブルを起こし、手動ドッキングを余儀なくされたそうです。
BGMスタート!
ライカー頑張れ!(違)
補給物資が積まれた無人の宇宙船を、遠隔操作で手動ドッキングさせるミッション。宇宙探検系SFで、序盤か中盤の手に汗握るシーンですね。不具合が起きた理由として疑われているのが、機体を改良して新型にしたという点だというのも、SFらしくてよろしい。
って、面白がってる場合じゃないですね。ドッキング成功おめでとうございます。原因が単発エラーでありますように。
おまけ。どさくさ紛れに呟いたライカーについて。TNGで、エンタープライズDの円盤部と胴体部(首から下)を分離させ、その後手動でドッキングさせるシーンがありました。その時に操船を任されたのが、ライカー副長、ってことで、手動ドッキングつながりでしたとさ。