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えりぬき
一時は酷暑でどうなることかと心配しましたが、なに、やっぱりちゃんと冬は来ましたね。
……来ましたねなんてあっけらかんと済ませられるのは、関東地方だけのようですが。皆様ご無事でお過ごしでしょうか。
来年がいい年になりますように。コップの中だけ平穏だっていいじゃないか。
iPad2、iPhone5、等々いろいろございます。楽しみだなあ(* ´∇`*)
さあさあ、もうすぐ正月だ伊達巻だ。今年も3本、買い込みました。
浜藤の伊達巻は「魚肉ねり製品」ですが、鈴廣の伊達巻は「卵黄焼きかまぼこ」だそうです。卵黄かまぼこ……( _ _)
とにかくダブル鈴廣です。どれだけ控えめなのか確かめたいものです。
浜藤は、今回買ったものの他に、パッケージに銀色をあしらった200円手頃な伊達巻がありました。ああそうか、来年に金銀2本買って食べ比べすればよかったんだ。舞い上がってたんだなあ。
長年ROMさせていただいてるへんてこ日記さんが、2011/01/01にhttp://d.hatena.ne.jp/hentekoh/に移転されます(既に仮稼働中)。
blogだ!Web2.0だ!
サイトの記述方法が全く違うのに、移転前のウェブページの印象をしっかり引き継がれていて、さすが、ポイントの押さえ方がプロだなーと感じ入りました。
たまにふらっと読み逃げするだけですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
当領事館はもう十数年来、テキストエディタでHTMLを手打ちしてFTPするWeb1.0スタイルなんですが、ちと心が動きました。
xreaてのは、MovableTypeもWordPressもインストールして良いサービスなんで、その気になればURL変更せずにblog化が可能なんですよ。
クラックされたり鯖落ちされたりしながらも使い続けてるんだったら、検討してもいいのかな。うーん。どちらにせよxreaサーバは癖があるので導入にはコツがいるそうな。
そうこう言っている間に年が明けて桜莫迦モードに入ってしまって現状維持、に1票。
ソフトバンク製のしょんぼりFeliCaシールに落胆していたら、追い討ちをかけるように、交通系カードの相関図が飛び込んできました。
Suicaを始めとするJR各社カードと、PASMO等の各地域私鉄カードが、どことどこで相互利用できるのか、ややこしく描かれています。(注:描き方がまずくてややこしく見えるんじゃなく、実際の関係がややこしい)
将来的にはもっと相互利用がしやすくなるそうです。
ええと、とりあえずSuica買っとけ、でOK?
たとえ今後、シール3種がアプリ制御可能になっても、買わないと決めました。本当に欲しいものは「FeliCa技術の何か」ではなく、「Suica」なんだと気付いてしまったので。
随分昔にアンケートを取られた「iPhone用FeliCaシール」が、iPhone4用として来年2月ごろ発売だそうです。
なぜこんなに手間取った?
いまや、次期iPhoneのスペック予想としてFeliCa上位規格のNFCチップが取り沙汰される状況なのに(^^;)
今更、アプリ連携のない、発行母体依存のFeliCaシールを作られても時既に遅しです。おまけにPASMO/Suicaが選択肢にないorz
ソフトバンクに今お願いしたいのはどっちかというと、FeliCaとして利用可能な仕様のNFCチップを次期iPhoneに積むよう、交渉してもらうことなんですがねー。
インドが通信衛星の打ち上げに失敗して、ロケットが上空8000mで爆破処理されました。
4月失敗、7月成功ときて12月失敗。インドのロケットは苦戦中です。頑張れインド。
コントロールを失うのが失敗なんだからしょうがないのかもしれませんが、自爆は切ない。おまけに、衛星も爆発で粉々になってしまうんだとしたらもったいない。
打ち上げに失敗しても、せめて積荷だけは回収できるってな設計は、難しいのかなあ。ぜひ全世界のロケットが、そういう仕様になって欲しいものです。
それとも、実は回収できたけど報道しなかっただけ、なのかね。だったら嬉しい誤算ですけどね。
サンタが通過したら終わった気になっちゃいましたが、そういやクリスマスは12/25でした。メリークリスマス。
さてそれはさておき。ソフォス社が、安易なパスワード50を発表していました。
"password"や"123456"といった、確かに何も考えてなさそうなものから、考えたつもりが同案多数だったものまで、いろいろです。
「レトメイン」という謎の単語が上位にありました。え、知らないぞ。どんな意味なんだ。オンライン辞書を引くつもりでぐぐり、候補を見た瞬間、気付きました。let me in (入れてちょうだい)をスペース抜きで打って"letmein"か!英語圏での集計なんでしょね。
面白いところでは、"qwerty"より、"lifehack"の方が上位でした。捻ったはずがありがちだった、ってのはちと恥ずかしいです。
"opensesame"が入っていなかったのが意外です。時代の移り変わりか。それとも、上限8文字のシステムがあるから、10文字の"opensesame"は敬遠されたのか。どっちかな。
ふだん、打っている当人も目にしない文字列(パスワード欄は*表示だから)がこうして晒されるのは、ちょっとどきどきしますね(^^;)
サンタさんは地球各地を、日付が12/25に変わる瞬間に到着するよう飛び回っています。
ですので、スタート時間は、日付変更線にいちばん近い国が12/25 00:00を迎える瞬間です。
地球で一番早く日付が変わる国と言えばキリバス。よし、iPhoneの世界時計に、キリバスを入れよう。
……選択候補にまったく出ません。
トンガのヌクアロファか、フィジーのスバか、ニュージーランドのウェリントンにしなさいって。
ちなみに、いま挙がった都市名は、すべて首都です。
ほぼ聞き覚えがないorz教養不足だなあ。
トンガはGMT+13夏時間なし、フィジーはGMT+12夏時間あり、ニュージーランドもGMT+12夏時間あり。南半球はただいま夏なので、3か国は揃ってGMT+13となっております。日本より4時間先行してるわけですね。
夏時間のないトンガが、日付変更線チェッカーにはもっとも良さそうです。
世界時計アプリは1画面4都市なので、東京・クパティーノ・ロンドン・ヌクアロファで1画面ぴったり、うまく収まりました。クパティーノ?いやだってやっぱ、押さえておかないと不便じゃん(^^;)
半年後には「ヌクアロファって何だっけ」と首を捻ってそうな予感がします(頑張って覚えよう)
いよいよサンタの出発まで、20時間を切りました。NORADの準備は万全です。
さっき、面白い定時報告が上がっていました。
北極からのホットな最新情報(12 月は毎日更新)
本日、北極スタッフから NORAD に、今日は後からサンタと妖精たちがそりへのプレゼントの積み込みを開始するので、サンタへのメールの送信を今日で締め切るとの連絡が入りました。プレゼントの積み込みはとても大変な仕事なので、彼らにはメールを確認する時間はないそうです。
よもや、毎日文面が違っていたんでしょうか。ちゃんとチェックしときゃ良かったorz
ただいま、皆様は北極国際空港(North Pole International Airport)で作業中だそうですよ。橇で出発するのに、滑走路がいるんだろうか?
いや、貨物機で運ばれてきたプレゼントを荷ほどきして、橇に積み替える作業なのかも知れない!
毎年ありがとうNORAD。今年はまだFlash多用でしたが、来年はHTML5に進化するかなあ。
ネットサービスは進化が早くて吟味が大変だとぼやいていたら、更においてけぼりな事態が生じました。
『待望の選択同期機能が追加され、スピードも飛躍的に向上
』したDropbox1.0がリリースされたそうです。
……今頃思い至りましたがもしかして、Dropboxの同期機能の問題点は、「離れた場所に母艦級のPCが2台以上ある」人以外には、影響がなかった(^^;)?
Macの任意のフォルダ←(同期)→オンラインストレージ←(ブラウザ等から個別ファイルにアクセス)→iPhoneもしくは出先PC
やりたいこと(実践してること)はこれだけなので、もしや、旧来のDropboxでも充分だったんじゃあるまいかと疑っています。
でももうSoonr使っちゃってるしなあ。オススメどおりじゃない使い方をしようとすると、苦労します。
くもっちゃったorz
月蝕は肉眼じゃないとつまんないよorz
てなわけで前向きな話題。大分空港と羽田空港に来年、貸出用の竹製車椅子が配備されることになりました。
車椅子利用者はこれまで、車椅子が必ず金属探知機に引っかかるため、空港検査の負担が大きかったそうです。そこで、竹ベースの車椅子を更に改良し、金属を完全排除したとのこと。
「竹製車椅子を空港で貸与」との記事見出しを見たとき、和の心でおもてなしってやつか、などと甘ちゃんな感想を抱いていました。
なんたることかお恥ずかしい。素晴らしい実用品なんじゃあないですか。ぜひ、世界に売り込んで欲しいです。
金属を併用した製品は市販品とのことで、常用に耐える強度があるようです。無金属版の方はどうなのかな。
ネットサービスの口コミをネット上で探す。一見当たり前のような行動ですが、けっこうこれが厄介です。
殊に、ここ数年で生まれたものの情報は探しづらい。
進化が早くて、情報が有効とは限らないから。
ネットサービスではないですが、たとえばiPhone。2010年前半までに書かれたマイナス評価のうちいくつかは、もう解消されています。
どうやらDropBoxも、以前に聞きかじった同期の不自由さは、改善されているようでした。
そんなこんなでSugarSync。見つかる情報のほとんどには、機能そのものへの褒め言葉と同時に、とにかく重いとの不満が併記されていました。
日本語版サービスインに合わせて処理スピードを上げるとか、何か改善されたのかなあ。
それを知るまでは、手を出す気がしません。
なに、単純に、もうやたらとアカウントを増やしたくない(^^;)だけの話ですが。
Googleの期間指定検索が大活躍です。ともあれ、しばらくSugarSyncは様子見ですね。
12/21の皆既月蝕は、部分蝕が始まったまま、東京で16:22頃月の出になるそうです。
東がひたすら開けた地点で、待機しましょう。
勤務時間内でした。
そして、職場ビルの東方向には、高層ビルが並んでいます。
orz
好天に恵まれて、一人でも多くの方が月蝕を観察できますように。
ps 無線LANは安定しています。なんだったのかなあ。
予想通りの結末となりました(^^;)
Time Capsuleのケーブルを引っこ抜いてPowerBookをシャットダウンして、一晩頭を冷やさせました。ケーブルモデムにはルータ機能がないので無関係だろうと思ったものの、せっかくの休憩チャンスなので一緒に寝かせました。
iPhoneには3Gで過ごしてもらいました。なにせ携帯電話だからね!(忘れがち)
今夜、みんな何事もなかったように元気です。二重のNATとやらはどこいった。
念のため、DHCPをやめて固定IPを割り当てることにしました。
Time Capsuleに、プライベートIP10.0.1.1以外を割り当てるのは面倒そうな(というか手順が解らない)ので、そのまま。
PowerBook G4を10.0.1.2。
iPhoneを10.0.1.3。
MFC-7840Wは10.0.1.4。
えったったこれだけ。とどめに、DHCPの開始アドレスを10.0.1.11にして、うっかりDHCPが働いた時の事故を防ぐようにしてみました。
ところで、あまりにもジャストなタイミングでTime Capsuleのファームウェアアップデート告知(7.5.2)が来てたんですが、上げてないんだから今回の問題には関係ないよね?(ただいま7.4.2)
昨日までと同じ使い方をしていたのに、Time Capsuleが突然「二重のNAT」と呟いてWi-Fi業務を放棄しました(;_;)
新しい機器をつないだわけじゃないんだけどなあ。OSの入れ替えやネットワーク設定のメンテナンスもしていません。
だしぬけに起きた障害だけに、だしぬけに直りそうな予感がします。原因も不明なら解決策も不明、こわいよう。
この更新は、Soonrに上がっていたhtmlをiPhone上のGoodReaderで拾って加筆、xreaサーバにFTPしたものです。
気がそぞろなので今日はここまで。
火星というとエクスプロレーション・ローバー一辺倒で、その上を人工衛星が回っていることをついおろそかにしがちでした。
2001年4月7日に打ち上げられた「マーズ・オデッセイ」が、2001年10月24日に火星に到着してからのミッション継続記録を2010年12月15日に更新したそうです(いずれも米国日付)。
2001年から2010年、うん、素敵な年号だ。
もちろん世界新記録です。競争相手は現状、NASAしかいませんが。
まだまだ元気だそうで、記録は更に伸びていくものと思われます。これからも、面白いもの撮ってね!(いっぱい撮ってます)
それにしても、2001年4月かあ。「21世紀」が、最も華やかな言葉だった時期ですね。
「2001年宇宙の旅(2001:A Space Odyssey)現実版は、土星でも木星でもなく、無人火星探査にスケールダウンしちゃったよ。でもすぐSFに追いつくよ!だって遂に夢の未来、21世紀が来たんだから!」
意気揚々と飛び立ったマーズ・オデッセイが火星に着いた頃、「21世紀」は、輝かしい科学の世紀ではなく、テロの世紀へと塗り替えられていたのでした……(;_+)
でも2010年、PADDとか裸眼3Dとか脳波コントローラとか、いろいろSFっぽいものが現実化してます。テロに屈するな。頑張れ科学。
現在地公開には、あまり興味がありません。Google LatitudeのiPhone版がリリースされたと聞いても、さしたる感想は持ちませんでした。
リリースが遅れた理由を読むまでは。
iPhone版は2年近く前に作成されていたものの、アップルから「標準のマップアプリとユーザーが混同するかもしれないから」というものすごい理由で配布を拒絶され(後略)
こういう問題はたいてい、公式サービス版のデータ提供者が、ユーザ減少を嫌って制限をかけたがるのが原因です。つまり、Google地図のシェアをGoogle Latitudeが食ってしまうのが問題だ……あれ?
なるほど『ものすごい
』理由でしたな(^^;)
独自地図のカーナビアプリが出揃わない頃の審査だったのかなあ。どちらにせよ、バックグラウンド動作が可能になるまでは実用性が低かったんですから、2年前じゃ悪評レビューが多かったでしょう。うまいこと発表が遅れた所為で、負の遺産をしょわずに登場できたと思えば、めでたしめでたしです。
iPhoneを使うと、クラウドサービスと親しくなります。
現在常用しているサービスは、次の5つ。
Soonr | 同期付きストレージ。Mac母艦の書類フォルダと同期。作りかけのファイルをいつでも編集可能。 |
---|---|
Box.net | ストレージ。PDFや画像などの拾い物置場。パソコンで拾ったPDFをiPhoneで閲覧、等。 |
Read It Later | Webキャッシュ。昼休みに見付けたサイトを家で、いや何でもないです。 |
SimpleText.ws | テキストメモ帳。Web版デザインがMacのSystem6.0.x。 |
Googleいろいろ | カレンダーとメールは止まったら一大事。ドキュメントはほとんど使ってない。 |
DropBoxとEvernoteが入ってないところがアレです。何で、吟味して選ぶと最大手を外しがちなんだろう。
DropBoxは、同期の自由度が低いところが気に入らず、アカウントを取っていません。
Evernoteは、アカウントのみ作りましたが、使い方が呑み込めない上に、優柔不断人間には転送量制限がひどいプレッシャーで、ほとんど触っていません。
さてここに、「ソフトバンクグループと組んでの日本版正式サービス」なる看板をひっさげ、無料5GB、1ファイルのサイズ制限なしの売り文句とともに、同期付きストレージのSugarSyncが加わりました。
5サービス中、日本語版があるのがGoogleだけという心細さに、SugarSyncに食指が動きます。Soonrは有料への勧誘がspam並みで、Box.netは1ファイルのサイズ制限が25MB。決して大満足じゃないんだよなあ。どうしよう。
はやぶさではしゃいで、あかつきでしょんぼりしていたら、もひとつのJAXA実験機ニュースが入ってきました。
ソーラーセイル宇宙船イカロスが、金星フライバイで軌道を変えることに成功したそうです。イカロスはこれでミッション終了。あとは飽きるまで、人工小惑星として太陽を回っていただくそうな。
あかつきさんが先にやってたけどね!いや、あかつきさんにやってほしかったのは、人工小惑星化じゃなくて金星衛星化だったんだが(/_;)
イカロスの軌道を調べてないんですが、もしかしたらただいま、金星軌道近辺は、金星とイカロスとあかつきで賑わってるのかな。
あかつきカメラでイカロスを写せるような状況になると面白い(^^)展帆したままだよね?
年を追うごとに、北アメリカ航空宇宙防衛司令部が本業に忙殺されたんじゃないかとの心配の度合いが高まってきます。
でも今年はまだ大丈夫。
NORAD Tracks Santaは、アドベントカレンダーを用意して、サンタ追跡待機に入っていました(^^)/
ただし残念ながら、今年もiPhone版は文字化けしっぱなしです。
連絡したい気はあるものの、英訳能力のハードルと、米軍に連絡とるのとほぼ同意義だという心理的ハードルがダブルで高くて、足踏みしています(^^;)
こういうときこそ他力本願!当日までに直ってるといいな。
JAXAが惑星探査に四苦八苦しているのを見ると、火星にどんどん探査機を送り込めるNASAはやはり凄いと感心します。
そういや火星探査車は、いまどうしてる?
スピリット 休眠なう
オポチュニティ エンデバークレーターに向かってます。
7月末に"May Not Call Home"と見出しを打たれてしまっているので、休眠ではないかも知れませんが、雑誌の休刊と同じニュアンスでどうぞ。
そして……そうかオポチュニティは元気にやってるのか!
12/8時点での総走行距離は26.12kmだそうです。意外に短い距離です。もしかしたら読解間違い?(^^;)
カメラチェックを兼ねて、あかつきが金星を撮影していました。
画質については善し悪しが判りません……が、JAXAが良好だというなら良好なんでしょう。三日月というか、一日月のような細さが美しい。
これから来年にかけて、順々に機器を試していくそうです。
姿勢制御でのミスなので、その系統のどこかに異常箇所が見つかるのは自然な成り行きです。しかしそれでも、6年後の再挑戦の妨げになるような故障が起きてやしないかとはらはらしますね。
燃料タンクの圧力が下がったと聞くとつい「燃料漏れ?」と疑ってしまう、てな具合だから、疲れる(^^;)杞憂であってくれ!
NASAが発表した「砒素で生きるバクテリア」に対して、疑問点を指摘する声が挙がっているそうです。
思考実験ならともかく、実見本として出されたバクテリアが本当に砒素で生きているかかどうか疑わしい、という展開になっている、のかな。
水掛け論に終始する学問分野じゃないだけに、今後の展開が楽しみです。
バクテリア自体は自然の産物なので、特許云々で追試験を妨げられたり(^^;)もしないでしょう。科学者の皆様、さあれっつモノ湖ツアー。GFAJ-1を持ち帰って、心ゆくまで砒素を与えてあげてください。
まあとりあえず、『GFAJ-1』じゃ呼びづらいので、なんかこうもっと親しみやすい名前をつけていただけますまいか(なんだその会話レベル)
金星の人工衛星になるはずだったあかつきは、太陽系の人工小惑星になりました。
……「金星軌道投入失敗」より聞こえがいいじゃあないか(/_T)
再投入のチャンスが6年後だというので、公転周期6年の、彗星のような楕円軌道に入ってしまったのかと思いました。あかつきの公転周期が約200日、金星の公転周期が約224日で、よく似た軌道上にいながらも、惑星・探査機それぞれの位置が近付くのに6年かかるということだそうです。
投入を断念したタイミングの善し悪しが、6年後の再チャレンジの鍵になりそうです。6年後の最接近がどのあたりになる軌道に入ったかとか、当初軌道に戻ろうとしてどれだけの燃料を使ってしまったかとか。正規の燃料以外に噴射できるものをどれだけ積んでるかとか(それははやぶさ)。
必ず成功するなら、それは冒険ではありません。
技術力や物理法則が原因で挫折するならともかく、請い願わくば、政治や世論に邪魔をされませんように!
「あかつき」が、どうやらセーフホールドモードに入って、予定外の自転運動をしているようです。金星の目の前にいることは間違いないんですが!
状況が時々刻々と変わる上に、いつの情報を使っての文章かが判りづらいニュースが飛び交っていて、最新情報の全体像を掴むのが大変でした。
googleの検索オプションを「24時間以内・日付順」にしてリロードしまくりました。
「最新」じゃないの?と思われるでしょうが、個人のリツイートだらけで「延べ情報量」の割に「異なり情報量」が少なくて不便なのです(^^;)google検索からtwitterをさくっと消せるオプションがほしいですね。
探して回った結果、結論発表は8日の昼、らしいです。一度の失敗で萎縮する悪癖をもつ日本人が、万一の事態の発表をどう受け止めるか心配だなあ。
てなわけで今日の雑記録はここまで。
JAXAの金星探査機あかつきが、ついに金星に到着しました。12/7 8:49JST、金星周回軌道に入るための減速を実施します。
減速し損なうと、スリングショット効果でタイムトラベルします。スピード不足か。
「あかつきが、明けの明星で減速」と宣言するにはわずかに遅刻ですが、それでも、宵の明星の時期ではないのが凄い。狙ったのかなあ(^^;)
JAXAは一発勝負が苦手というイメージがついてしまっているので、ぜひ払拭してほしいねえ。
一発勝負といえば、あかつきが間近に迫る明けの明星を観測しようというイベントは、曇天で中止らしいです。惜しい。
ともあれ、明晩には軌道投入の正否がはっきりしているでしょう。気になります。
恥ずかしながら「無限焦点」という用語を今まで知りませんでした。
iOS用プロジェクタ発売の記事なのに、「無限焦点」に食いついてしまいました(^^;)
カーブしている壁でも使えるほか、スクリーンに対して完全に垂直に向けていなくても、ピントのあった画像が映し出される。
うわあ、いいなあ!
昨今のプロジェクタはみんなこうなのかな?
会議の度に、ピンボケプロジェクタ映像で疲れ目をしょぼつかせている会社員としましては、非常にうらやましい機能です。
小型だからこそ実現できる機能なのか、通常機種ではもう常識で、小型機にも搭載できるようになったのが目玉なのか、さあどっちだ。
表題で2回も頽れていたら、本文がなくても、ディスカバリーに何が起きたのか察しがつくというものです。
はいー。ディスカバリーの飛行は、2011/2/03以降に延期となりました。
NASAは11月5日の打ち上げ前の点検で、外部燃料タンク表面に吹き付けられた断熱材に大きな亀裂があるのを発見。断熱材を除去したところ、その下にある強度を保つ「ストリンガー」と呼ばれるアルミニウム製補強材からも亀裂(長さ約22センチ)が見つかった。
ラストフライトの実施そのものごと、心配した方がよさそうな事態になっております(;_;)
現在の技術では、大気圏突入を繰り返し難なくこなす宇宙船を造るのはまだ早いってことですかね。その手の宇宙船は、宇宙ステーション・月面基地間往復便が限界なのかなあ。
『時事ドットコム:秘密無人シャトルの飛行試験成功=宇宙220日間、地球に戻る−米空軍』……無人機路線という手があったか。
アンモニアを呼吸しちゃったり体が珪素でできちゃったりするSF魅惑生物の仲間から、とあるタイプのバクテリアが現実世界に飛び出しました。
推理小説でお馴染みの猛毒砒素ちゃんを、リンさんの代わりに細胞の素材として使っちゃうんだそうですよ。
そもそも、なぜ砒素が猛毒かというと『ヒ素は化学的にリンに似ており、リン酸塩と同じようにふるまって代謝経路に混乱をきたすため
』だそうな。
混在するのが不幸の元のようですね。つまり、最初から砒素しかない環境さえあれば、猛毒などと言われず、リンと同じ仕事をおとなしくこなせる元素なのでしょう。
……という思考実験を、バクテリア「GFAJ-1」が実地試験に移しました。
しかも地球上で。
「生物としての素材が違ういきもの」は、宇宙を探検して異星で発見するものじゃなかったのか!地球の多様性、あなどれません。
人類にとって『化学的にリンに似ており、リン酸塩と同じようにふるまって代謝経路に混乱をきたす
』砒素が猛毒なのだとしたら、砒素こそ必須で、リンが猛毒だという生物もいるんでしょうね。
はやぶさプロジェクトに関わった118団体に、宇宙開発担当相と文部科学省が感謝状を出したそうです。
多数の組織が関わっていたのだなあと喜ばしい反面、往年のドラマの名台詞パロディが頭をよぎりました。
感謝するなら金をくれ。
雌伏うん年、ようやく日の目をみたJAXA iでしたが……やっぱり閉鎖されてしまうんだそうです。
JAXA iに実際に行かれた方は納得すると思いますが、あの立地では、生半可な店舗は後継に入れないんじゃないかと思います。回遊ルートから外れた中2階だもんなあ。だから、今後もJAXA iでよかったんだよう!
地方巡業の凱旋で、もういちどはやぶさカプセルをJAXA iに展示したかった、なあ。
ちょっと違うけどインデペンデンス・デイ[Amazon]思い出した。
マルウェア『Stuxnet』が、イランのナタンズにある核濃縮施設を攻撃したことが初めて確認されたようだ。同国のMahmoud Ahmadinejad大統領が11月29日(米国時間)、国内の核濃縮プログラムに使用されている遠心分離機に対して、「国家の敵」が作成した悪意あるコンピューター・コードが妨害した、と述べたのだ。
プログラミング言語がはっきりしてる分、ID4のときより楽だよね!
技術的に可能なのはずいぶん前から判っていましたが、本気でギスギスしてる国の洒落にならない施設が被害を受けたというのは、やはりインパクトの格が違います。これでまたひとつのネタが、SFから社会派に……(^^;)
この世の問題は、ウォー・ゲーム[Amazon]のジョシュアのような、素晴らしいフールプルーフ装置の実現が一向に見えてこないところでしょうか。おっと、この「フール」はもちろん人類のことですよ。